障がい児者のモノと情報と遊びの広場「バリフリ BOX」は、2016 年から徳島県肢体不自由児者父母の会連合会が主催となり開催し、2022 年からはバリフリ BOX∞として多くの関係者との実行委員会で開催しています。最新の福祉機器や障がい児者の生活に密着した各種情報を提供するという目的に加え、障がいの有無に関わらず、みんなが一緒に学んだり楽しんだりできる機会を提供し、共生社会を目指したい思いを込めて行っています。そして昨年度から、当事者と専門家でリアルな学びを届ける「出前バリフリ BOX」を行い、内町小学校の 4 年生を対象に、学校と地域における様々な福祉的な体験を通して「みんなにやさしい社会を一緒に考えよう!」という企画を 2 日間にわたり実施しました。その結果、学校だけでは得られない学びと人権意識を高めることができ、自分に出来ることが何かを、みんなが考える貴重な機会となりました。令和 6 年度は、以下の内容で出前バリフリ BOX 2024 を行います。

いつ?

平日でも休日でも可能です。申し込みは、打ち合わせや体験下見などの関係から、実施希望日2か月前までにお願いします。原則 2 日間の講座です。受講人数に合わせて、体験内容と日程を調整決定します。

どこで?

学校、地域の公民館などどこでも可能

費用は?

無料です

誰が?

小学校 4 年生以上の生徒、教職員、保護者、地域住民など

内容は?

テーマ:「災害時もみんな安心!やさしい地域を一緒に考えよう!」
講師:徳島文理大学保健福祉学部理学療法学科 柳澤幸夫教授
(一社)徳島県作業療法士会、徳島県肢体不自由児者父母の会連合会

障がい理解、車いす理解について学んだのち、災害時の車いす避難についての体験を行います。さらに、地域内の防災フィールドワークに出かけ、避難所までの車いす移動、地域における注意箇所などのチェックを行います。5 人程度のグループで、全員が車いすに乗り車いすに乗ったり押したりする体験をしながら、日々気付かなかったことや災害時を想定した気付きを抽出します。その後、グループごとに「気付き」のまとめとディスカッション、発表を行い、災害時にもみんなが安心できる地域を考えます。
最後は共に生きる意識を全員で確認し、「みんなのバリフリツリー」を完成させます。

お問い合わせ・お申込はこちらから

徳島県肢体不自由児者父母の会連合会(徳島県肢連)
(事務局)〒773-0031小松島市和田島町松田新田305-11
TEL 080-3854-6125 圓井(まるい) 徳島県肢連HP
FAX 0885-37-0525 久積(ひさづみ)
E-mail challenge.toku@gmail.com


みんなにやさしい社会を一緒に考えよう!(R5出前バリフリ BOX 事業 内町小学校4年生にて)

<一日目:学校内での事前ワークショップ>

<二日目:内町フィールドワーク&まとめ>